【剣盾シングルS27最終427位】白黒の両翼レシラムイベル

 

はじめに

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4回目の投稿となります。なぎさです。今期から禁伝2体シーズンが始まりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。個人的には序盤からいい構築が組めず、かなり苦戦したシーズンではありましたが、新鮮で楽しいシーズンだったかなと思います。構築としては煮詰め切れていませんが、レシラムイベルタルにガラルサンダーといった変わった並びになっています。特にガラルサンダーについて長めに考察してあるので是非見ていってください。

結果

最終427位  最終レート 1880

 

レンタルコード

0000 0003 4W51 HT

 

構築経緯

私自身、ダイマエースが限られてしまうザシアン入りの構築を使うのが苦手であるため、まずもっとも多いザシオーガは断念した。(ザシオーガミラーがわけわからな過ぎたのもある)

次に日ネクをザシアン受けとして使うサイクル構築を組んだが、ザシアン含め、特定のポケモンを受けるためだけに禁伝枠を使うのはもったいないと感じ、なるべく一般枠で相手の禁伝を見つつこちらの禁伝を強く通すような構築を目指すことにした。

 

以上の経緯からオーガザシアンをHDナットとHBランドのサイクルで見ようというところから構築スタート。

まず火力を出すエースが必要だったので禁伝枠1枠目にはダイマエースとしてメジャーな特殊イベルタルを雑に採用。

続いて相手のイベルタルに対して強く出れる一般ポケモンとしてカプコケコを採用した。

ここまででサンダーが重いので、サンダーに強い伝説としてレシラムかディアルガをチョッキで採用することにした。ディアルガカイオーガに対してべらぼうに強いためそちらも魅力的だったが、ダイマでザシアン対面勝てる点でレシラムは強く、ネクロの処理ルートはいくらあってもいいと思ったためレシラムに決めた。

 

禁止伝説が両方特殊となっており、かつステロが痛いため、ラスト1枠には挑発でステロ展開を阻害できて物理ダイマエースとしても使えるガラルサンダーを採用し構築が完成した。

 

コンセプト

一般ポケを中心としたサイクルで相手の伝説ポケモンを削り、エースの後発ダイマから全抜きを目指す。

 

個体詳細

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レシラム

とつげきチョッキ ひかえめ/ターボブレイズ

207(252)-×-120-167(252)-120-121(4)

クロスフレイム/りゅうせいぐん/だいちのちから/ソーラービーム

 

前期も使っていたHCチョッキレシラム。白い翼担当。

臆病サンダーの珠ダイジェットを確定で2耐え。クロスフレイムりゅうせいぐん+珠ダメで耐久無振りサンダーをだいたい落とせる。つまり非ダイマダイマサンダーにだいたい勝てる。

黒バドザシアンの並びに対して初手投げが安定する点も○

命中安定のクロスフレイムを採用していたが、オーガのしおふき耐えザシアンをぎりぎり落とせないため、あおいほのお採用の方がよかったかもしれない。

 

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イベルタル

黒いメガネ  おくびょう/ダークオーラ

201-×-116(4)-183(252)-118-166(252)

あくのはどう/デスウイング/はねやすめ/ねっぷう

 

ダイマエース枠。黒い翼担当。

脳死CS ぶっぱ。イベルタルの練度が低く、もっといい調整があるのかわからないが個人的には十分強く感じた。構築のコンセプト的にザシアンで簡単に止まるわけにはいかないのでねっぷうを採用。使い手の練度が圧倒的に足りなかった感が否めないものの、強かったと思う。

 

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カプ・コケコ

拘りスカーフ いじっぱり/エレキメイカ

159(108)-183(252)-106(4)-103-96(4)-168(140)

ワイルドボルト/しぜんのいかり/ブレイブバード/とんぼがえり

前々期から3期連続での構築入り。もはや相棒になりつつある。

ニワトリなので翼はない。

調整意図は過去記事(下記URL)参照。

【剣盾シングルS25最終715位】最速の白馬 - nagiciderのブログ

イベルオーガホウオウあたりに対して初手投げてとんぼがえりするもよし。初手スカーフダルマ読みで投げて上からワイルドボルト打つもよし。イベルタルダイマに後投げするもよし。後発からダイジェット積んでエースになるもよし。使い勝手良好ポケモン

 

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サンダー(ガラル)

命の珠 いじっぱり/まけんき

165-194(252)-110-×-111(4)-152(252)

らいめいげり/ブレイブバード/ブレイズキック/ちょうはつ

 

伝説枠の両翼が通らないときに飛び立つ第3の翼。

いかくで止まらない物理アタッカー。ハピラキ、ポリ2、バンギなどに対して選出するほか、ジガルデにも投げた。

受け崩しと裏エースを兼ねた本構築1の所見殺しポケモン。技構成は崩しのらいめいげり、ちょうはつ。最高打点のブレバ、ザシアンをワンパンするブレイズキックとした。

性格が意地っ張りであるため、最速ランド等に抜かれる点が少し不満だが、受け崩しも兼ねているため火力にこだわった。その最たる利点は、ブレイズキック媒体のダイバーンでH252ザシアンを56%でワンパンできる点。思ったよりもザシアンを後投げされることが多く、ジェット+バーンで数々のザシアンを葬った。

 

タイプ一致のダイナックルやダイジェットを打ちまくるこのダチョウ。相手の構築によってはランドでステロ撒いてこいつでダイマするだけで3タテすることもあり、地雷枠としてガチで有能。挑発持ちの飛行タイプということで、カバに対して一方的にアドバンテージが取れる点も評価できる。また、本構築はランドに剣舞を許すとかなりきつくなるため、いるだけで初手にランドを投げられることが激減した点も良かった。

 

このポケモン、個人的にはワンチャンあると思っていて、ブレイズキックのほかにも、鋼の翼媒体のダイスチルを積むことでザシアンの攻撃を耐えながら殴ったり、じだんだ媒体のダイアースで特防あげながらザシアン倒して裏のカイオーガまで狙っていくなど開拓の余地がある。特にダイアースは、初手のオーガに対して強引にダイジェット→止めに来た後発のザシアンをダイアースでワンパンといった理想の動きも考えられる

今回は非ダイマの原種サンダーくらいには勝ちたいという理由や、受けによくいるてっぺきのエアームドやアーマーガー、テッカグヤあたりを意識してブレイズキックを採用。命中不安だが、急所に当たりやすくやけどの追加効果も狙えるという好待遇技となっている。

 

ガラルサンダーはタスキカウンターからのきしかいせいといった動きもできるので数が増えればザシアンで突っ込みにくくなったり、エスバやランドでダイジェット押しにくくなったりして読みあいが発生し、冗談抜きで強いポケモンになる可能性があると思っている。

 

ただどこまで行っても対面で原種サンダーに勝てないという悲しみを背負っている。

 

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ナットレイ

たべのこし なまいき/てつのトゲ

181(252)-114-152(4)-×-184(252)-22(最遅)

まもる/やどりぎのタネ/はたきおとす/ジャイロボール

 

カイオーガを受けるためのHDナット。ついでにゼルネアス受けも兼任。翼はない。

前期使ってたHBナットが自覚皆無だったため育てなおした結果、麻痺状態で5連で動く、試合を決める有効急所を2回引く、やどりぎは1度しか外さないなど自覚の塊だった。

オーガザシアンに対して初手に投げ、相手がオーガなら出し勝ち、ザシアンならランドに引きでインファをゴツメに触れさせることができるため、基本オーガザシアンには初手に投げた。

はたきおとすはめちゃくちゃ偉い技で、相手のイベルタルの珠をはたくことでねっぷうを耐えて逆転勝利を飾った試合や、ゴチルゼルをやどりぎ+はたき連打で突破した試合、ホウオウのブーツをはたいてサイクル破壊した試合などこの技のおかげで拾った試合は多かった。

 

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ランドロス

ゴツゴツメット わんぱく/いかく

196(252)-166(4)-156(252)-×-100-111

じしん/がんせきふうじ/ステルスロック/とんぼがえり

HBゴツメの一般的な物理受けランドロス。飛行タイプなのに翼がない。

ザシアン相手には100%投げた。こちらにイベルタルがいる以上ザシアンの被選出率がほぼ100%だったので過労死レベルで働いてくれた。氷の牙ザシアンには受けだし不可能なので降参を押す。

 

立ち回りなど

かなり柔軟性の高いパーティーなので決まった選出はあまりない。オーガザシアンにはナットランドを、イベルにはカプ・コケコを投げるようにはしていたが、その他は相手の構築次第でどのポケモンを投げてもいいように組んであるため、一般ポケ選出も普通にあった。1番多い伝説であるザシアンの処理ルートが、後出しからのランド、先にガラサンを展開してのダイバーン、同じくイベルのダイバーン、対面のレシラム、ランドをちらつかせてインファを渋らせつつのナットレイでダイスチルなど、豊富に用意してあるのも選出の自由度が高い要因となっている。

基本的にダイマしても非ダイマでもある程度強いポケモンで構成されているので、この柔軟性を生かして相手の構築に合わせた選出ができる非常に自分好みな構築になっている。

選出だけでなく立ち回りも自由度が高く、ランドやコケコのとんぼがえりによる対面操作からの展開、エースの先制ダイマからナットのまもるで相手のダイマ枯らして詰めていく対面的な展開、サイクルで疲弊させながら後発ダイマで全抜きする展開など、いろんな勝ち筋を追うことができる。

 

構築の弱点としては、氷の一貫があり、特にキュレムが滅茶苦茶きつい点。

加えてムゲンダイナがかなり重く、この辺りはレシラムで強引に解決するほかない。

一般ポケモンの中ではマンムーが異常に重く、ナットレイ必須となっている。

 

さいごに

ここまで読んでいただいた方、ありがとうございました。ご質問、構築相談等ありましたら、ナギサのゲーム垢 (@nagikashipa) | Twitter  にてできる限り対応させていただきます。

先日ポケモンの最新作、ポケットモンスタースカーレットバイオレットの発売が発表され、ついにガラル環境の終わりが見えてきました。僕自身、最新作の発売を滅茶苦茶楽しみにしています。(御三家ですが僕はクワッスを選ぼうかなと思います)

ただ、今年冬の発売までまだ時間があるので、それまでにガラルでやり残したこと、すなわちレート1900到達を達成して、気持ちよく最新作をプレイしたいと思っています。今期の構築はまだまだ欠陥が多く、勝てる自信が持てなくて途中で撤退してしまいました。来期こそは1900到達を成し遂げられるように、頑張ります。

 

 

 

 

 

【剣盾シングルS26最終467位】白き英雄サイクル

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はじめに

3度目の投稿となります、なぎさです。竜王戦最終シーズンお疲れさまでした!

今回大好きなレシラムとともに自己最高レートの1876を達成したので記事を書かせていただきます。冗談抜きでレシラムは来期からの禁伝2体ルールでも活躍できそうなポケモンだと思っています。

かなり思い入れのある構築になったのでぜひ読んでいってください!

結果

TN:なぎさ 最終467位 最終レート1876

レンタルコード

0000 0000 DW4M 9X

 

構築経緯

禁伝枠には、環境に多いザシアン、イベル、ネクロ、カイオーガ、すべての構築に投げれて見た目がかっこいいレシラムを採用。当初は珠ダイマやスカーフで使おうとしたが、手になじまなかったためチョッキでサイクル構築に組み込むことにした。

レシラムとサイクルを回す物理受けのポケモンとして、ナットレイランドロスを採用。

物理火力担当兼ダイナやジガルデ軸の受け崩し要因として鉢巻ドラパルトを採用。

流行りのホウオウや、重めなイベル軸への対策として物理カプ・コケコを採用。

最後に、レシラムが呼ぶ地面枠やハピラキ、バンギに対して強く出れる水ウーラオスを襷枠で採用して構築が完成した。

 

コンセプト

レシラムランドナットのタイプ受けサイクルを軸に、使用率が高い構築に対して有利に戦っていける構築。

個体詳細

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レシラム@とつげきチョッキ ひかえめ/ターボブレイズ

207(252)-×-120-167(252)-120-121(4)

クロスフレイム/りゅうせいぐん/だいちのちから/ソーラービーム

 

HCチョッキで採用。序盤は最速で使ってみたものの、正直微妙なSラインで、結局上から動かれることが多かったため、割り切って耐久に寄せた

これによってメタモンによるコピーが怖くなくなった点は非常に良かった。

火力はいくらあっても足りないため、性格は控えめ。

遅いが特防方面はがっちがちで、ひかえめムゲンダイナの眼鏡ダイマックスほうを確定で耐える。

サイクル構築である以上、どうしても技を打つ回数が多くなるため、メインウェポンには命中安定のクロスフレイムを採用あおいほのおでなくともH振りザシアン程度なら余裕で飛ばせる。

あおいほのおだったらなあという場面はあったが、外しで負けてる試合をその分拾えていると思う。

その他の技は最大打点となるりゅうせいぐん、レヒレやドサイ、ラグなどへの打点となるソーラービームは個人的には確定

だいちのちからは、ディアルガドヒドイデを意識して採用したが、この枠をボディプレスにすると、バンギ入りに一瞬で勝てるので一考の余地あり。Bの調整がめんどくさいのと、ダイアース打った後の異次元特防耐久が強いと思ったので今回はだいちのちからで採用した。

使ってみての禁伝相性で行くと

有利 ザシアン

微有利 オーガ ネクロ 黒バド

五分 イベル ダイナ

微不利 ディアルガ 

不利 ホウオウ ジガルデ ゼクロム ルギア

といったところだと思う。

 

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ナットレイ@たべのこし のんき/てつのトゲ

181(252)-114-201(252)-×-137(4)-22(最遅)

ボディプレス/てっぺき/やどりぎのタネ/ジャイロボール

レシラムが止められてしまうラッキーやHDポリ2に対して強く出ていくためのてっぺきボディプレス型。ジャイロ採用なので最遅。

レシラムを使っている都合上草タイプを選出されにくく、やどりぎが一貫しやすかった。

また、レシラムの弱点である岩、ドラゴンを半減で受けることができ、じめんも等倍。逆に最大の弱点であるほのお技はレシラムが4分の1で受けられる。

レシラムとの相性が良く、詰めにもクッションにもなれる万能ポケモンだった。

ただ、2試合連続やどりぎ2連外し、3連麻痺、冷ビ一発こおり、有効急所被弾多数など全く自覚がなかった為、次のシーズンはクビ。

 

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ランドロスゴツゴツメット わんぱく/いかく

196(252)-166(4)-156(252)-×-100-111

じしん/がんせきふうじ/ステルスロック/とんぼがえり

HBゴツメの一般的な物理受けランドロス

レシラムに飛んでくる地面技を無効、ナットに飛んでくる格闘技を半減で受けつつ、いわ、ドラゴン、ほのおも弱点になっていないため、非常に安定して上記2体からの引き先になれる。

後攻とんぼがえりからのレシラム着地という動きが非常に強く、ステロでのサイクル有利も狙えてクッションとして非常に良い働きをしてくれた。

 

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カプ・コケコ@拘りスカーフ いじっぱり/エレキメイカ

159(108)-183(252)-106(4)-103-96(4)-168(140)

ワイルドボルト/しぜんのいかり/ブレイブバード/とんぼがえり

前期使っていたカプコケコの持ち物を変えて流用。調整意図は前期記事(下記URL)参照。

【剣盾シングルS25最終715位】最速の白馬 - nagiciderのブログ

おもにイベル、オーガ、ホウオウ辺りに投げた。

なぜか初手のイベル対面ダイマで突っ込まれることが多かったが、ダイジェ積まれても抜かれないのでワイボ×2でイベル倒せる。

良い子のみんなは絶対にイベルで突っ込まないでほしい(交換読みしぜんのいかり押してダイマ通されまくった雑魚トレーナーより)

 

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ドラパルト@こだわりハチマキ ようき/すりぬけ

163-172(252)-95-×-96-213(252)

ドラゴンアロー/ゴーストダイブ/ふいうち/とんぼがえり

普通の最速鉢巻ドラパ。ダイナとジガルデに投げることが多かった。

ジガルデを意識しての特性すり抜け。

レシラムのSを振っていないため、レシラムをコピーしたスカーフメタモンを上からシバける。

レシラムが通らない構築に投げる裏ダイマエースとしても働いてくれた。

 

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連撃ウーラオスきあいのタスキ ようき/ふかしのこぶし

176(4)-182(252)-120-×-80-163(252)

インファイト/すいりゅうれんだ/カウンター/アクアジェット

レシラムが呼びやすいランドなどの地面タイプやバンギなどの岩タイプ、ハピラキポリ2といったノーマル勢など、レシラムが呼ぶポケモンにことごとく強い。悪ラオスに後投げする場面がそれなりにあったのでミラー意識の最速にしたが、普通に意地っ張りでもよかったかもしれない。タスキカウンターはケアされてあまり決まらなかった。みなさん偉い。

 

選出など

メジャーな構築に対する基本選出を書きます。もちろん絶対これとは限りません。

対ザシアン  レシラムランドナット

対イベル   コケコレシラム、ラオスorランド

カイオーガ レシラム+コケコ、ナット、ラオスの中から2体

ネクロズマ レシラムナット@1

対黒バド   レシラムドラパ@1

対ホウオウ  コケコランドウーラオス

対ダイナ   ドラパレシラムナット

対ジガルデ  ドラパナット、ランドorレシラム

ゼクロム  ランドナット、ラオスorレシラム

 

苦手なポケモン

ディアルガ

弱保、チョッキ、珠など持たれているとレシラムでは単純なダイマの打ち合いに勝てない。ナットレイでダイドラグーンをすかして、飛んでくるダイバーンをレシラムですかして云々といったきつい立ち回りが求められる。

 

ホウオウ

レシラム一切通らない、せいなるほのおのやけど次第で簡単に負ける。

 

ゼルネアス

何とかして相手の壁役をコケコかランドのとんぼで倒し、ラオスでタスキを盾にゼルネを削ってナットレイにつなぐのが精いっぱいの対応

 

パルキア

技範囲広すぎる。タイプ受けサイクル成り立たない。強引に削ってレシラムダイマしか。

 

カイリュー

氷技採用してないのでりゅうまい許しがち、基本ほのお技あるのでナットでは見れない。きちい。

 

カバルドン

カバルドンに対して強い動きが取れない構築なので、ナットのやどりぎを入れてカバを削りつつこちらの被害を抑えるくらいになってしまう。

ステロをまかれてしまうとレシラムを繰り出しづらくなるため、対面的な立ち回りも視野に選出をする必要がある。

 

さいごに

ここまで読んでいただいた方。本当にありがとうございました!前回の構築記事もたくさんの方々に読んでいただき、非常にモチベーションになっています。

メジャー禁伝と五分以上に戦えるチョッキレシラム、来期の禁伝2体環境でも十分に使えるポケモンだと思います。ぜひ使ってみてはいかがでしょうか。

もしご質問、レシラム構築に関する相談等ございましたら、ナギサのゲーム垢 (@nagikashipa) | Twitter までご気軽にお越しください。お力になれる範囲ではありますが、対応させていただきます。

今期のレート1876は自己ベストですが、目標である1900を前に怖気づいて撤退してしまったので、また来月、新たな環境で1900を目指していきたいなと思います。ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

【剣盾シングルS25最終715位】最速の白馬

トレーナーカード

 

はじめに

こんにちは!2回目の投稿となります、なぎさです。S25シーズンお疲れさまでした。前期よりも順位レートともに落ちましたが、何とか最終3桁に残れたため反省がてら使用構築を残します。良ければ見ていってください。

結果

最終715位 レート1842

構築経緯

バドレックスは黒よりも白の方が見た目がいいという非対戦勢の友人の意見に激しく共感したため白馬バドレックスを禁伝枠に採用。友人も筆者もウマ娘にはまっているため、ウマは速ければ速いほど強いという信念のもと最速にした。

 

白バドはザシアンのきょじゅうざんがどうしようもないためヌオーを採用。

白バドはエースバーンに勝てないためランドロスを採用。

白バドはイベルタルに基本勝てないためカプ・コケコを採用。

白バドはカイオーガやレシラムに勝てないためラッキーを採用。

白バドは黒バドとネクロに勝てないため悪ファイヤーを採用。

個体詳細

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白バドレックス@ラムのみ じんばいったい/陽気

176(4)-217(252)-170-×-150-112(252↑)

リザードランス/タネばくだん/10まんばりき/こうそくいどう

 

ASぶっぱ。こうそくいどうを積むことで最速黒バドレックスをちょうど抜けるため、ザシアン含めだいたいのポケモンを抜けるようになる。トリルと比べてのメリットは、その辺のレヒレやネクロなどびみょうなSラインのポケモンを素で抜ける点。特に、エアームドやアーマーガーの上を取ることで、受けだしから鉄壁の起点にする動きを許さないのは大きかった。また、積まなくてもでんじはを入れることで多くのポケモンとSを逆転できるのは魅力。

デメリットはダイジェットやスカーフに対して弱い点。特にメタモンに対して非常に弱く、Sの上がった白バドをコピーされるといななきまで入って終わる。

リザードランスの火力には可能性を感じたが、無振りザシアンですらダイアースが乱数1発なのを考えるとやや物足りない性能かなと思う。

 

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ヌオー@たべのこし てんねん/ずぶとい

176(252)-×-150(252↑)-85-86(4)-55

ねっとう/あくび/たくわえる/じこさいせい

 

ザシアン受けだがネクロの相手もできる型にした。本構築一番のおすすめポケモン

ザシアン対面交代読みのどくどくなどを撃たずに済む。

また、ステロを入れてヌオーを倒そうとしているザシアンやリザのゴクエンと合わせてヌオーを倒そうとしているザシアンにも強い

何より鉢巻ラオスと対面してもあくびで解決できるのが本当に神だった。

ザシアン対面作ってあくびうつだけでかなり強いポケモン

ネクロ対面もあくび打っとけば何とかなるし、耐久型の瞑想アシパも最大までたくわえておけば急所以外受かることが多いのでTODも狙える。

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ラッキー@しんかのきせき しぜんかいふく/ずぶとい

326(4)-×-62(252↑)-×-157(252)-70

タマゴうみ/でんじは/ステルスロック/ちきゅうなげ

最速白バドと相性がいいでんじは、ヌオーのあくびと相性がいいステロを採用。

説明不要レベルの強ポケ。

 

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カプ・コケコ@とつげきチョッキ エレキメイカー/いじっぱり

159(108)-183(252↑)-106(4)-103-96(4)-168(140)

しぜんのいかり/ワイルドボルト/とんぼがえり/ブレイブバード

A 特化、S最速100族抜き 残り耐久

対イベル兼流行りのうたうラッキーに対する回答。

イベルドヒドラッキーの並びを1匹で全破壊できる

いかり+フィールドダイサンダーでラッキーを確殺。

また、今季増えていた初手ダイマバシャーモに対してダイジェットで打ち合っていける。

 

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ランドロスきあいのタスキ いかく/いじっぱり

165(4)-216(252↑)-110-×-100-143(252)

じしん/がんせきふうじ/そらをとぶ/つるぎのまい

ASぶっぱ、襷枠。多分もっといいポケモンがいると思う

エスバやバシャ、ドリュウズなど白バドがきつい物理ポケに強い。

 

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悪ファイヤー@くろいメガネ ぎゃくじょう/ひかえめ

178(100)-94-110-167(252↑)-145-130(156)

もえあがるいかり/ぼうふう/ふいうち/わるだくみ

Sにどこまで振るかが難しいポケモン。とりあえず準速ウオノラゴン抜き、ジェットでエスバ抜きのラインまで振って多少余裕を持たせた。

ふいうちは挑発との選択枠。おもに黒バドとネクロに対して投げたが、カイオーガ軸にも意外とやれたりする。

簡易イベルタルみたいな感じで個人的には使いやすいポケモンかなと思う。

 

選出など

対ザシアン ランドヌオー、白バドorコケコ

対イベル  コケコ+刺さってるポケモン

対オーガ  コケコラッキー悪ファイヤー

対黒バド  悪ファイヤー+刺さってるポケモン

対ダイナ  白バド+ラッキー+悪ファイヤーorランド

対ネクロ  ヌオー+悪ファイヤー+@1

 

きついポケモン

メタモン 全体的にきつい。というか無理。

ミミッキュ かなり無理

ウオノラゴン 重い

やどみが全般 詰む

最後に

ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございました。誰が流行らせたのかわからないけど粉持ちの身代わりでんじは呪い痛み分けミミッキュに連敗して心折れたり麻痺った相手に7連で動かれてブリザードランスのPP枯らされてキレたりいろいろありましたが最後はメテビよけて勝ったのでまあいいことにします。今回は構築というよりは可能性ありそうな単体を集めた感じになったので次シーズンにつながるかなと思います。次こそは1900とるぞとるぞ~

 

 

【剣盾S24最終493位】必殺オーガジバコ

 

初めまして、なぎさと申します

今回自身初の最終3桁を達成しましたので、記念に構築記事を残そうと思います

初めての記事なので稚拙な部分があるとは思いますが、読んでいただけると幸いです

 

トレーナーカード

 

レンタルコード

0000 0008 96BW L9

構築経緯

シーズン序盤に黒バド構築を使っていたところチョッキカイオーガに惨敗し、うまい対策も思いつかなかったため自分で使おうというところから構築スタート

 

カイオーガを使う以上、ゴリランダーの対策が必須であるため、一般ポケ最強のサンダーをHBで採用

 

カイオーガに対する電気技を受けるための地面枠にはランドロスの採用を考えていたが、ダイマでもつららばりの回数次第でダイマサンダーに打ち勝てる可能性がある点に惚れ込んでマンムーを採用した

 

上記3体を軸に適当なお供を連れて数戦潜ったところ、ラプラスのセンリツから展開してくる構築に歯が立たなかったため、ラプラスを完封できるヌケニンをお供として登用

 

また、サンダーが熱風不採用であったためオーガを受けに来るナットレイを倒す手段がないという欠陥が見つかった。鉄壁ど忘れレジスチルやちょうはつドランなどいろいろ試した結果、じりょくジバコイル交代を封じて鉄壁ボディプレで処理するのが最も安定したため、最終的に採用した

 

最後の1枠には雨との相性が良く、サンダーのゴツメで削ったポケモンを上から掃除できるスカーフ水ラオスを採用していたが、コスモパワームゲンダイナにどうあがいても勝てなかったため、ドラパルトに変更となり構築が完成した

 

コンセプト

カイオーガヌケニンといった対策必須ポケモンで相手の選出を制限し、マンムージバコイルでアドバンテージを取っていく。

個体詳細

 

カイオーガとつげきチョッキあめふらし・ひかえめ)

197(172)-×( )-110(0)-221(244)-160(0)-122(92)

しおふき/こんげんのはどうれいとうビーム/かみなり

ぽけっとふぁんくしょん!

カイオーガとつげきチョッキあめふらし・ひかえめ)

197(172)-×-110(0)-221(244)-160(0)-122(92)

しおふき/こんげんのはどうれいとうビーム/かみなり

S ‐ 4振りサンダー抜き、C - ほぼぶっぱ、残りH。

 

前回の竜王戦ルールで結果を残された方のチョッキオーガを参考にした調整。

ダイマックスを同時に切った場合サンダーに打ち勝てるのが強すぎた。

技はこんげん以外はほぼ確定で、ねっとう、なみのり、こんげんからの選択になるが、チョッキで採用している以上HPが削られたあとでも高火力が維持できる必要があると考え、命中不安に目をつぶってこんげんを採用。実際削られた後でも羽休め持ちのイベルタルを押して行けたり、眼鏡黒バドに非ダイマで勝てるなど活躍の場面は多かった(こんげん採用のせいで負けたのは2試合ほど)

 

 

 

 

サンダー電@ゴツゴツメットせいでんき・ずぶとい)

197(252)-×( )-138(252)-145(0)-111(4)-120(0)

ぼうふう/ボルトチェンジ/でんじは/はねやすめ

ぽけっとふぁんくしょん!

 

サンダー@ゴツゴツメットせいでんき・ずぶとい)

197(252)-×-138(252)-145(0)-111(4)-120(0)

ぼうふう/ボルトチェンジ/でんじは/はねやすめ

 

HB特化。カイオーガマンムーなど中速アタッカーを使用していたので電磁波を採用してサポートに寄せた。ゴリラはもちろん雨と合わせてエスバを見たり鉢巻以外のウーラオスを受けれたり、ザシアンも静電気でごまかしたりと不可欠なポケモンだった。

 

 

マンムーきあいのタスキあついしぼう・いじっぱり)

186(4)-200(252)-100(0)-×( )-80(0)-132(252)

つららばり/じしん/こおりのつぶて/ロックブラスト

ぽけっとふぁんくしょん!

 

マンムーきあいのタスキあついしぼう・いじっぱり)

186(4)-200(252)-100(0)-×-80(0)-132(252)

つららばり/じしん/こおりのつぶて/ロックブラスト

 

安定のいじっぱAS。耐久無振りのダイマックスサンダーを、つららばり5回+こおりのつぶてで倒すことができ、珠サンダーである場合はつららばり4回+つぶて+珠ダメ1回or2回で倒すことができるため、50%の確率でダイマした珠サンダーと相打ち以上という性能。

ロックブラストはヌケニンへの打点とホウオウの強引なダイマックスに切り返すために採用したが、パーティ全体でウオノラゴンが重いのでフリドラ採用の方がよかったかもしれない

襷を盾にじしん+つぶてで多くのポケモンに対面勝利し、カイオーガが暴れた後の詰めとして活躍した。オーガがダイアイスを打った後でも襷がつぶれないのも〇

特性はいかく無効の鈍感の方がよかったかもしれないが、ランドを投げざるを得ないくらいヌケニンが重い構築でない限りオーガマンムーがいる本構築に対してランドを選出されることがなく、選出されたとしてもマンムーにランドを後投げされることがほぼないため、どんかんが生きる場面はほとんどなかった。一方であついしぼうが生きる場面もあまりなく、オーガのダイアイス後に出したときに生きる可能性があるゆきがくれが最善だった可能性もある。

 

 

ジバコイル@たべのこし(じりょく・ずぶとい)

161(124)-×-183(252)-167(132)-110(0)-80(0)

みがわり/てっぺき/ボディプレス/10まんボルト

ぽけっとふぁんくしょん!

 

 

ジバコイル@たべのこし(じりょく・ずぶとい)

161(124)-×-183(252)-167(132)-110(0)-80(0)

みがわり/てっぺき/ボディプレス/10まんボルト

 

最終3桁の立役者。Hを16n-1調整、Bぶっぱ、残りC

こいつを入れてからナットレイ入りに1度も負けず、まさに必殺だった

交換読みの必要すらなく、オーガナット対面から後出ししてナットレイを捕まえてしまえば、交代ぎわに残飯をはたかれようと宿り木を入れられようと、鉄壁3回積んで身代わり残した状態での突破が可能。裏のポケモンもろとも貫く場合もあったし、そうでなくても後続に大ダメージを与えてカイオーガにつなぐ動きができた。

唯一鉄壁ボディプレ型のナットには勝てなかったが、カイオーガの潮吹き圏内に入れるには十分で、ナットレイさえ削れてしまえばカイオーガダイマックスが止まらないことがほとんどだった。

ナットレイのほかにハピナスやポリ2にも仕事ができる上、ダイジェットを4分の1で受けることもできて非常に使いやすかった。

 

 

ヌケニンぼうじんゴーグル(ふしぎなまもり・さみしがり)

×( )-156(252)-×( )-×( )-×( )-92(252)

ポルターガイスト/かげうち/おにび/こらえる

ぽけっとふぁんくしょん!

 

 

ヌケニンぼうじんゴーグル(ふしぎなまもり・さみしがり)

×-156(252)-×-×-×-92(252)

ポルターガイスト/かげうち/おにび/こらえる

 

陰の主役。(ハピラキ以外で)ステロをまいてくるようなポケモンカイオーガでワンパンなので投げづらいだろうということでゴーグルを持たせた。オーガのダイアイスとも相性〇

ラプラスのキョダイセンリツを絡めてカイオーガを対策してるパーティに対して選出。特に、ザシアンラプラスの並びにめっぽう強く、@1のサンダーなりエスバなり悪ウーラなりを強引に突破してしまえばその時点で勝ちという試合も少なからずあった。

いるだけでザシアンやゼルネアス、カイオーガの被選出率を下げ、しかもこちらから相手の選出が読みやすくなるという神ポケ

ヌケニン対策に出てくるカイリューランドロスカバルドンバンギラスなどに対してオーガやマンムーがめっぽう強いため、相手の構築によっては選出時点でイージーウィンが狙えるなど、戦わなくても強かった

 

 

ドラパルト@いのちのたま(すりぬけ・ようき)

163(0)-172(252)-95(0)-×-96(4)-213(252)

ドラゴンアロー/ふいうち/ゴーストダイブりゅうのまい

ぽけっとふぁんくしょん!

 

ドラパルト@いのちのたま(すりぬけ・ようき)

163(0)-172(252)-95(0)-×-96(4)-213(252)

 

特に説明することのない最速ドラパルト

ムゲンダイナの上を確実にとるために最速。ラプラス以外の壁構築にあらがっていけるように特性すりぬけ。

あまりにもカイオーガが通らないパーティに対して投げダイマックスしたり、ムゲンダイナ入りの受けループを崩すために採用。あまり選出しなかったが投げた時には安定した活躍をしてくれた。

 

重いポケモン

伝説

ムゲンダイナ 

ドラパ以外の前で先にコスモパワー積まれた時点で急所か氷狙うしかない。スカーフ持ちアタッカーだとドラパが瞬殺される

 

物理イベルタル

特殊型であればカイオーガで打ち合って勝てるのだが、物理型だとかなり厳しい。オーガで撃ち負けるとマンムーを襷まで削られる展開になり、かなり苦しい。

一般

ウオノラゴン

カイオーガダイマで強引に突破するか、こだわらせてヌケニンだが、どちらも苦しい。

カミツルギ

ダイマしたカイオーガをも屠る火力のダイソウゲンで切り返される。サンダーにダイマを切る方向で対処するしかない

 

ガマゲロゲ

どくどく採用型もおおく、ヌケニンで完封できない貯水ポケモン。交換読みダイアイスかドラパルトダイマルートを模索していくしかない。

結果

TN:なぎさ 最終493位 レート1853

 

最後に

この度、対戦歴約1年で初の最終3桁を取ることができました。初めての構築記事で分かりにくい部分も多々あったかと思いますが、ここまで読んでいただいて本当にありがとうございました。ご質問等あればTwitter:@nagikashipa までお願いします。

これからはポケ廃の端くれとしてダイパリメイクと剣盾を両方プレイしつつ最終2桁を目指していきたいと思っております。たくさん構築記事が書けるように頑張ります!