【剣盾シングルS29最終338位】晴天の白氷龍 グラードンWキュレム

 

トレーナーカード

 

はじめに

みなさんこんにちは!6回目の投稿となります、なぎさです。シーズン29お疲れさまでした。

今期は二期連続の1900を目指していたのですが、レートのデフレなどもあり届きませんでした。

しかし、構築自体はかなりの自信作なので是非見ていってください!

 

結果

TNなぎさ 最終338位 最終レート1882 (最高1890)

 

レンタルコード

0000 0000 Y9DL LH

構築経緯

シーズン序盤にグラードンを触っていたところ、ビルドアップを積むことができればかなり止まりにくく、積めなかったとしてもそれなりに強いことが発覚したため、これはと思い軸として採用した。

エースのビルドをサポートするために、電磁波、鬼火が使える、ザシオーガに対して1回は動ける、ランドやカバなどの電磁波をすかせる地面枠に弱くない、後攻での交代技が可能という条件を満たすHB水ロトムを採用。

次にこの2体の軸では、黒バド、イベルタル、レシラムといった高火力特殊に破壊されるのでその辺のポケモンをまとめて相手できるバンギラスを採用。

続いて、グラードンで見れないカイオーガに強いホワイトキュレムを採用したのだが、グラードンの晴れと合わせることでH252ザシアンを控えめクロスフレイムでワンパンできることに気づき、上から動けるように持ち物をスカーフとした。

ここまでで重いポケモンを考えた時に、瞑想ネクロ、ゼルネ、ポリ2、などが上がったのでこれらに対抗するためにHDナットを採用。

ラスト一匹には、有象無象を破壊できる珠サンダーを雑に採用して構築が完成した。

コンセプト

HBミトムを起点とした対面構築+無理な構築に対して電磁波身代わりでワンチャンスつかみに行ける構築

個体詳細

グラードン

持ち物:たべのこし

特性:ひでり
性格:いじっぱり
実数値:193(140)-222(252)-171(84)-108-111(4)-114(28)

じしん ストーンエッジ ビルドアップ みがわり

 

A特化、H残飯身代わり効率の16n+1、S麻痺した黒バド抜きから多少余裕を持たせて耐久振りディアルガを抜ければいいなくらい、残り耐久。

本構築のエース。ほぼ毎回選出した。A特化の地震がH252ザシアンを62.5%の乱数でワンパンできるため、だんがいのつるぎの命中不安を考えると地震の方が勝率が高いだろうということでメインウェポンは地震

素でもホウオウダイナを一匹で破壊できたり、ザシアンに(だいたい)対面勝てたり、流行りのゼクロムに強かったりして強い。

加えてビルドアップによる崩し性能には目を見張るものがあり、やけど状態の特化ザシアンに対して1ビルドで身代わりを残せる、龍舞ネクロとの積み合いに勝てる、ランドロスにすら交代際にビルドを積めば対面勝てる、A+1ダイロックで無振りダイマサンダーを砂ダメ込みでほぼ確1など、とにかくこいつは偉かった。

特にラグラージグラードン対面ができた瞬間に、身代わりからビルドアップで勝ち確になるのが非常に強かった。

次で解説するが特性日照りもやはり強い。

 

ホワイトキュレム

持ち物:こだわりスカーフ

特性:ターボブレイズ
性格:ひかえめ
実数値:201(4)-126-110-244(252)-120-147(252)

りゅうせいぐん フリーズドライ クロスフレイム だいちのちから

 

CSスカーフで採用。本構築一番の自慢ポケモン

カイオーガに受けだすには耐久が心もとないが、対面で勝てれば十分だろうと考えた。晴れ下クロスフレイムでH252ザシアンを確定一発なので、スカーフを持たせてザシアンの上を取ることで、相手がこちらのグラードンを削ってからザシアンを通しに来るルートを取ってきたときに、逆に上からクロスフレイムで返していく動きが取れる

晴れてなくてもH4振りザシアンであればミトムのボルトチェンジクロスフレイム圏内に入る。

もちろんカイオーガ対面を作ってダイアースという対ザシオーガ必殺の動きも可能。

Sが最速ザシアンと同速なので1度だけザシアンに抜かれたが、事故だと思っていいと思う。

 

ウォッシュロトム

持ち物:オボンのみ

特性:ふゆう
性格:ずぶとい
実数値:157(252)-76-174(252)-125-128(4)-106

ハイドロポンプ ボルトチェンジ おにび でんじは

 

HBぶっぱ。間違いなくこの子が影の主役。環境トップのオーガザシアンカバエスバランドみたいな構築に強く、こいつは本当に環境に刺さっていたと思う。ザシアン、カイオーガゼクロムなどに一回は動けておにび、でんじはを打てるのがやはり偉い。とりあえず初手にこいつを投げて電磁波なり鬼火なりボルチェンなりしていれば勝てる試合も多かった。

今期流行った初手ゼクロムはほとんど珠で、ラムや身代わりはいなかったのでこいつの鬼火で機能停止にした後グラードンで積んで破壊していた。

また、初手ザシアン対面鬼火→ボルトチェンジグラードンでビルド身代わりという動きで初手ザシアンにイージーウィンを量産した

麻痺を入れた後に後攻からボルチェン打てるように最遅にすることも考えたが、少しでも多くのポケモンに上から鬼火電磁波をまくため、一応個体値最高で使用した。

鬼火でんじは外しは仕方ないので寛容な心で受け入れる

 

サンダー

持ち物:いのちのたま

特性:せいでんき
性格:おくびょう
実数値:165-99-105-177(252)-111(4)-167(252)

ライジングボルト ぼうふう ねっぷう はねやすめ

 

おくびょうCS珠で採用。説明不要レベルのテンプレポケモン。ダイウォール枠はでんじはやかいでんぱの採用も考えたが、グラードンの晴れターンをはねやすめ連打で枯らしてぼうふう打つみたいな展開もあったのでこの型にした。

 

バンギラス

持ち物:リリバのみ

特性:すなおこし
性格:しんちょう
実数値:207(252)-155(4)-131(4)-103-165(236)-83(12)

ロックブラスト かみくだく ちょうはつ でんじは

イベル黒バドへ受けだすためにHDをなるべく高く、Sは麻痺した最速イベル抜きまで振ったつもりだったがミスって同速だったのでAとBから努力値持ってきてSに回したのが本来の姿。黒バドザシアン、イベルザシアンに対して投げ、黒バド対面、イベル対面を作ってザシアン引きに合わせてでんじはを打つことでグラードンの一貫を作る動きが強かった。

ムゲンダイナに対してはこいつを投げて電磁波を入れることでグラードンが上から動けるようにした。

挑発を入れることでアッキサンダーやポリ2、ラッキーなどを破壊していけるのもいい。

持ち物は、オボンも残飯も余ってなかったのでリリバの実を持たせたが、不意の物理イベルに強かったり、ディアルガダイマを枯らしながらでんじはを入れることができたり、ザシアンのきょじゅうざんを一発耐えたり、ネクロに強引にでんじは挑発打てたり、ナットレイに無理やり挑発打てるなど、割と強かった

 

ナットレイ

持ち物:きあいのタスキ

特性:てつのトゲ

性格:なまいき

181(252)-114-152(4)-×-184(252)-22(最遅)

まもる/やどりぎのタネ/タネマシンガン/ジャイロボール

構築がラッキーやポリ2に弱く、瞑想ネクロやゼルネがきつかったので採用。

いい持ち物が余ってなかったのでタスキを持たせてゼルネの気合玉やネクロのねっぷう対策をした。

結果、ザシアンが確実に2回触ってくれるので、鉄のトゲでキュレムクロスフレイム圏内に入るというおまけがついてきた。

この枠はあまりしっくり来てないので変えるならサンダーかこいつだと思う。

 

立ち回りなど

選出

基本的には対面構築で、グラードンキュレムorサンダー+ミトムバンギナットから一匹という選出をする。

以下、主要構築への選出。

オーガザシアンに対しては初手ミトムから、オーガキュレム対面を作ってダイアースもしくは火傷ザシアングラードン対面を作ってビルドのどちらかを目指す。

正直ザシオーガに対しては構築的にかなり有利で、ミトムグラキュレムという選出で体感8割以上勝っていたと思う。

イベルザシアンに対してはグラードンミトムサンダーか、グラードンバンギ@1が多かった。

黒バドザシアンにはグラバンギ@1

ホウオウダイナにもグラバンギ@1

ネクロには、ナットレイのやどりぎとグラードンの身代わりビルドでなんとなく対応していた

 

きついポケモン

ジガルデ

一見キュレムが強いように見えて麻痺が入ると普通に起点にされるので、身代わりを残されないように細心の注意が必要。開き直ってグラードンで積み合うのも手。

 

リーフストーム持ちの黒バド

グラードンがワンパンされるだけでなく普通にバンギの複数回受けだしを拒否されるので厳しめ。

 

珠サンダー

バンギを投げていない場合に、勝てなくはないが割と厳しめ。

 

最後に

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。今期はそれなりに納得のいく構築を組むことができ、それなりの結果を残せたことをうれしく思います。1900チャレは負けてしまいましたが、非常に思い入れのある構築になりました。また来期も禁伝2体環境を楽しんでいきたいと思います。

もしご質問、構築相談等ありましたら、ナギサのゲーム垢 (@nagikashipa) | Twitter  にてできる限り対応させていただきます。

改めて読んでいただきありがとうございました!